2019年03月21日 10時59分

1. 多重債務者が現状を抜け出すための第一歩がおまとめローン
2. おまとめローンで利息を安くして返済を手軽にする方法
3. 延滞が常態化しており返済が厳しいならブラックになる前にローンを一本化
4. 信用情報機関の個人情報がブラックでもおまとめローンなあら活路が存在する
5. 借金が多数あって返済が苦しいときにおまとめローンは大きなメリットをもたらす

   

多重債務者が現状を抜け出すための第一歩がおまとめローン

プロミスやアコムなど、複数の消費者金融やキャッシング業者などから借金がある状態を多重債務と言い、その借り入れをおこなっている方を多重債務者と呼びます。

4社程度からの借入でも多重債務者と呼ばれることもあれば、6社や7社からの借り入れがある状態を多重債務者と呼ぶこともあり、その定義は一元化されていませんが、いずれにしても複数社からフリーローンの借り入れがあると多重債務者として認知され、それ以後の新たな借入審査などにおいて厳しく見られることもあるのです。

特に、返済が滞り延滞中となればブラック債務者となってしまい、その影響はほぼ確実です。こうした状態が長く続くと、消費者金融やキャッシング業者からお金を借りられないばかりか、カード会社のクレジットカードを作成することができなくなり、おのずとETCカードに関しても保有することができなくなる恐れもあります。

さらに、銀行カードローンや銀行の住宅ローンや自動車ローン、教育ローンなどの各種目的別ローンも組めなくなる恐れもあります。だからこそ、多重債務の状態に陥った場合には、できるだけ早期に改善を目指していきたいものですが、そのための方策のひとつとして覚えておきたいのがおまとめローンの活用です。

多重債務とは複数社からの借金がある状態であり、これは見た目としてよろしいものではありません。たとえばA社、B社、C社、D社、E社から20万円ずつ借りた場合とF社から100万円を借りている場合、借入の総額は同じ100万円ですが、前者のほうが評価は低くなる可能性があるのです。数字のマジックのようなものですが、やはりたくさんの会社からお金を借りているという事態は、信用を低くしてしまう可能性があるわけです。

しかし、これをまとめることによって今後はあらゆるローン商品の審査に通る可能性がありますので、覚えておきたい存在と言えます。おまとめローンは一本化ローンなどとも呼ばれ、現在借入中の各社の借金を返済することを目的に借りられるローンなので借り換えローンとも呼ばれます。

フリーローンのような用途が自由なローンではありませんが、利便性の高いローンとなっていますので、現在多重債務で悩んでいるのであれば有効活用しましょう。
 

おまとめローンで利息を安くして返済を手軽にする方法

複数社からの借り入れがある状態は、多重債務となってしまいます。何社もの借り入れがあるということは、それだけ生活が厳しいということでもあるために、返済が難しくなってきて延滞してしまうような方もいるのです。

さらに、今現在延滞中ということであれば、その事実は信用情報機関の個人情報にも登録されてしまうためにブラック債務者になってしまうこともあります。このような状態になってしまうと、消費者金融やキャッシング業者は審査の際に、必ず信用情報機関の情報を確認した上で審査しますので、審査落ちしてしまうこともあります。

つまり、多重債務者の仲間入りを果たしてしまうということは、ある種の危険ゾーンに入っているとも言えます。こうした借金を作らずに済むためにも総量規制などのルールができているのです。

しかし、すでに多重債務の状態にあるという方もいるはずです。好き好んでなったわけではないでしょうが、それを脱するための方法もなく、戸惑っている方も多いのではないでしょうか。

もしも今現在、多重債務者のひとつになっており、このままいけば延滞してしまったり、最悪の場合には債務整理や自己破産という現実が見えてきているのであれば、早めにおまとめローンのお世話になっておきましょう。

おまとめローンは用途が限定されたローンであり、いわゆるフリーローンとは違います。これは他の消費者金融やクレジット会社などから借りている借金を返すためのお金を貸してくれるもので、いわゆる借り換えローンです。

今は複数社からある借り入れを、ひとつの会社からの借入にまとめてしまうものです。借りた会社が変わるだけと思う人もいますが、利息が低くなることも多いために結果として返済がラクになります。

また、それぞれの会社に返済日に振込みをしたり店舗を訪れるとなれば面倒ですが、おまとめローンを使えばそれが1回で済みます。そのため、今のままの状態を突き進んでブラックリスト入りを果たす前に、おまとめローンで窮地を脱しましょう。
 

延滞が常態化しており返済が厳しいならブラックになる前にローンを一本化

アイフルなどの消費者金融にしても、三井住友銀行などの銀行カードローンにしても、それぞれの賃金業者ごとに返済日が決まっています。

自分で選べる場合もあれば、業者側が指定した日の場合もありますが、どちらにしても1度それを決めたあとは、ひたすら同じ日が返済日になります。そのため、この日までに返済をおこなうのが基本ベースとなりますが、事情があって返済日までに返済ができないこともあります。

この事態が前もって分かっている場合には、早めに業者に連絡すれば遅延や延滞の扱いにしないなど、人情味あふれる対応をしてもらえることもありますが、連絡なしの場合には遅延や延滞の扱いとなり、場合によっては信用情報機関の情報にも影響が生じます。

さらに、連絡を入れたとしても長い延滞になってしまうと、やはり信用情報への影響は逃れられません。そのため、基本は返済日までに最低返済額をしっかり払うことが大切ですが、たとえば給料の事情や職場を辞めてしまったなどという場合には払いたくてもお金がなく、延滞を繰り返してしまう人もいます。

このように延滞中となると追加融資は当然ながら不可能ですし、他社からの借入であっても審査承認はほぼ不可能となってしまいます。言ってみればブラックリスト入りを果たしてしまうようなものですから、消費者金融や銀行カードローンからのお金は借りられなくなります。

また、このような返済不能な状態に陥っているときには、すでに多重債務になっている人も多いものです。多重債務者は複数社からの借り入れがある状態を示しますが、他の借金を返すために新たな借金をしてしまう人もいるなど、まさに自転車操業のような形で借入額を増やしてしまうことがあるのです。

もしも今現在、この多重債務の状態にあるのであれば、早めに手を打つことが重要です。延滞や遅延などを繰り返してブラック債務者になってしまうと、その後は様々な面に影響が生じ、場合によっては携帯やスマホを分割で購入できなくなったり、クレジットカードを作れずにETCカードが持てなくなるようなこともあります。そうなってしまうと最悪ですから、早めに多重債務の状態から抜け出すことが重要です。

そして、この時に役立ってくれるのがおまとめローンです。他社の借り入れを一括返済できる優れもののローンなので、ブラックになる前に改善しましょう。
   

信用情報機関の個人情報がブラックでもおまとめローンなら活路が存在する

国内にある銀行カードローンや消費者金融などからお金を借りると、その内容はCICなどの個人信用情報機関に登録されます。

そして、この事実は一定期間登録され続けますので、それ以後に新たな借入をしたいと考えた際や、クレジットカードを作る際、さらには教育ローンや自動車ローン、住宅ローンなどを組む際の審査で信用情報をチェックされます。

もちろん、借入があってもそこまでデメリットにはならないのですが、複数社からの借金があるような場合には多重債務者として見られてしまい、審査が通りにくくなることも多いのです。そのため、多重債務の状態が長引いてしまうと今後の生活に悪影響を及ぼす可能性もあるため、気を付けておきたいものです。

さらに、返済が遅れて延滞中などという場合、ほとんどのケースで金融事故扱いとなってしまい、信用情報もキズがついたものになってしまいます。つまり、ブラックリスト入りを果たしてしまうことがあるのです。だからこそ、延滞やブラックリスト入りを果たす前に、どうにかして対処しておきたい物事でもあります。

最善の対処方法としては、一気に全額を返済して完済してしまうことですが、それができないからこそ苦しんでいる方が多いはずです。そのため、もうひとつの方法とも言える、おまとめローンの有効活用を考えておきましょう。

おまとめローンは借り換えローンとも呼ばれていますが、複数社から借りている借金額の総額をおまとめローンを提供している会社から借りて、各社に返済してしまう方法です。

これによって多重債務ではなく、あくまでも1つの会社からのみの借入となりますので、その後のあらゆるローンの審査にもそこまで大きな影響は出ません。借りている金額は同じであるものの、その相手が複数なのか単独なのかによって信用度が変わってくるのです。

また、すでに延滞中ですでにブラックになっているということであっても、おまとめローンならば借りられる可能性もありますので、まずはこうした商品を扱う会社に相談を持ち掛けてみましょう。
   

借金が多数あって返済が苦しいときにおまとめローンは大きなメリットをもたらす

お金がないときにお金を貸してくれるのがキャッシング会社です。通常通りの毎日を送るために今の時代に欠かせない生命線でもあります。

しかし、お金を借りた以上は返済が義務となりますので、必ず返していくこととなります。ただし、借入時には問題なく返済していけると考えていたものの、いざ借入をおこなったあとに想像以上に返済が苦しくなったり、収入事情が変わってしまったために支払いの遅れにつながるようなこともあります。

また、他社の借入返済を行うために、別の消費者金融やキャッシング業者からお金を借りて、自転車操業的な形で返済していく人もいます。このようなことになると、やがては多重債務者のようになっていき、当初は1社しかなかった借り入れが、5社や6社などになってしまうこともあります。

しかし、どんどん借金が膨れ上がっていくばかりで、返済が余計に大変になるという方も多いものです。そのため、仮にすでに多重債務の状況になっているならば、今後のことを考えてキャッシングや借金などを一本化しておくのが無難です。

おまとめローンとも呼ばれるものですが、これは他社からの借り入れを一括返済するためにお金を借りるローンです。通常のフリーローンとは異なり、あくまでも他の借金を返済することを目的とした借入なので、それ以外の方法にはお金を使うことはできません。しかし、これまでいくつもの会社に返済していた状況から脱することができる上、金利も低い場合が多いのです。

少額融資の場合には、どうしても利息のほうが高くなりがちですが、高額融資の場合には低くなります。これまで複数社から少額の融資を受けていた場合には、それぞれに高い金利を払うこととなり、なかなか元金が減らないという事態になってしまうこともありますが、おまとめローンによってひとつにまとめることで返済がラクになることも多いのです。さらに、それぞれの会社への返済ではなく1度のみで終わりますので、その点でも身軽になれるのです。

多重債務者がその状況を放置しておくと、審査においてデメリットとなるほか、やがて返済の延滞にもつながる恐れがあります。延滞中は新たな借入もできないために、信用情報機関の情報もブラックになる恐れがあります。だからこそ早めの改善が重要になります。