2018年12月04日 11時34分

1. お金が欲しいときはどうしたらいい？
2. 消費者金融カードローンで借りる
3. 中小消費者金融会社と街金
4. 他社延滞中のカードローン
5. 債務整理でもお金を借りることができる？

   

お金が欲しいときはどうしたらいい？

必要なお金が3万円程度でしたら、友人知人を頼るようにしたらいいでしょう。昔ながらの付き合いですし、勝手知ったる間柄ですから、友人からの頼みだったら二つ返事で貸してくれることでしょう。3万程度でしたら、小遣いでなんとかできる額ですし、なによりも財布の中に入っているお金ですから、即金で貸すことができるのがメリットと言えるでしょう。

この場合、お金を借りる側が借用書を用意するようにしたらいいでしょう。普通でしたら、お金を貸すほうが借用書を作るものですが、友人ですから、借用書を作りにくいものです。ですから、この場合は借りるほうが借用書を作るようにしましょう。

友人からは水くさいとか言われそうですが、親しき仲にも礼儀ありですし、何かこじれた時に借用書があると何かと便利です。返済については次の給料で一括で払うというように一筆書いておくといいです。間違っても分割で返済するようなことはやめましょう。

そのための3万円という少額の借り入れになるのですから、この金額で分割というのはどれだけ、お金がないのかを露呈することになりますし、給料が出て返済するのですから、本当にお金に困っていることが知られてしまいます。友人とのお金の貸借りはすぐに終わらせるようにしたほうがいいです。分割で長々と返済することがないようにしましょう。それ以上の借り入れになると友人から借りるのは止めにして、身内からお金をかりるようにしましょう。

また、3万円程度でしたら、何度も利用することはできませんが、家にある不要品を買取業者に買取りしてもらうという方法があります。不要品は誰にとっても不要品ですから、買取り金額もそれほどパッとするようなものはないかもしれませんが、数多く買取りしてもらうことで1万円や2万円くらいにはなるでしょう。それでも必要な金額の3万円には届きませんが、さらに書籍やコミックなどがあれば積極的に買取りしてもらいましょう。

コミックの場合、人気コミックの全巻があればかなりの高価買取りとなります。そのような人気コミック全巻が2セットあるいは3セットあれば、楽々1万円くらいにはなるでしょう。これで買取り価格が3万円に届くことになるでしょう。いずれにしても、家にある不要品でなんとか必要額の3万円に届くことになるので万々歳ということになります。

他にはガテン系のバイトをするといった方法がありますが、体力勝負になりますし、昼間の仕事に支障がでることになるので、オススメできません。買取りの延長でネットオークションという手もあるのですが、出品する手間、落札後の落札者との連絡、入金の確認から発送と、高額商品の取引でなければ、動くだけ赤字になりそうです。ですから、ネットオークションはお金になりそうなものに絞って出品するようにしたらいいでしょう。

必要なお金がもっと大きなお金になれば、自分で調達することも難しくなります。そのときは、銀行や消費者金融会社からお金を借りるようにしたほうがいいでしょう。そうなると金利の低い銀行カードローンのほうがオススメです。

それと、消費者金融会社は未だにサラ金のイメージを引きずっているので、できるだけ借りたくないという人も少なくないのです。すでに現在の消費者金融会社からサラ金のイメージはないのですが、バブル以降の消費者金融会社の厳しい取り立てのイメージはいまだに多くの人の脳裏に焼き付いているということですね。金利の低さと世間体の問題からまずは銀行カードローンでお金をかりるようにしたいものです。

それでも、誰でも気軽に銀行カードローンからお金を借りることができるわけではないのです。というのも銀行カードローンの審査基準が厳しいからです。銀行カードローンからお金を借りるにはある程度の属性の高さが求められます。

この属性というのは、信用度はお金の借りやすさを図る指標となるものです。この属性を決定づけるのはさまざまな項目があるのですが、その中でも属性の高さを決定づける項目として、雇用形態があります。これには正規雇用と非正規雇用があり、正規雇用はいわゆる正社員ということです。

また、非正規雇用はパートアルバイト、派遣社員、契約社員ということです。属性は正規雇用の人は高く、非正規雇用の人は属性が低くなります。この属性の高い低いがお金の借りやすさや借りにくさということになります。もっともそれだけではなく、正規雇用の人は雇用が会社から保証されています。

いっぽうで非正規雇用の人は雇用契約が１年ごとの有期契約となります。もっと短い6ヵ月ごとの雇用契約となります。更新は会社が結ばなければ、会社は退職ということになります。有期契約の範囲でしか雇用が保証されないということですね。

それが銀行からみると安定した収入があるとは見られずに、属性が低くお金を借りることが難しくなるのです。ですから、銀行カードローンでは正規雇用の人はお金を借りやすく、つまりは審査に通りやすくなるのですが、非正規雇用の人は銀行カードローンの審査に通りにくくなるのです。
   

消費者金融カードローンで借りる

銀行カードローンの審査に通らないときは、消費者金融会社のカードローンに融資の申し込みをしましょう。銀行カードローンの審査よりも緩いので、属性に不安のある人でも審査に通るでしょう。

また、気をつけたいのが銀行カードローンの審査に落ちて、すぐに消費者金融会社のカードローンに融資の申し込みをする場合です。この場合すぐに審査落ちになる場合があります。

それは、銀行カードローンの審査に落ちたという情報が信用情報機関に金融事故情報として記録されていて、消費者金融会社が信用情報機関に、カードローン申込者の信用情報を照会したときに、金融事故情報に触れることで、即審査落ちとなるのです。

これを申し込みブラックと読んでいて、審査に落ちたという情報は向こう６ヵ月は記録されることになります。逆に考えると半年経つと審査落ちの記録が消えるので、そこから新規のカードローンの申し込みができるということです。しかし、お金がほしいときの6ヵ月は審査NGとなるのは大きな痛手です。ですから、カードローンの申し込みの際には審査落ちしないようにしなくてはいけません。

審査落ちを回避することができるのでしょうか。それには、店頭に相談に行くことが近道です。融資の相談をして仮審査をしてもらうのです。本審査さながらの仮審査で、借り入れができるのかを審査するものですから、これに通れば借り入れができるでしょう。

仮審査に落ちたとしても仮ですから、信用情報に何ら影響するものではありません。ですから、申し込みブラックは誰でも経験しがちですから、しっかりと事前に仮審査を行うなどの確認をしたほうがいいでしょう。

消費者金融会社のカードローンの特徴は多彩な申し込み方法と迅速な融資にあります。まずは申し込み方法なのですが、店頭での申し込みやWEBでの申し込みはもちろんなのですが、電話での申し込みにも対応しています。そして、アコムやプロミスはメガバンクと提携しているので、メガバンク行内に設置してある自動契約機でカードローンの申し込みをすることができます。

さらに、大手消費者金融会社ならではなのが、全国各地に設置してある無人契約機です。これは24時間365日稼働しているので、いつでもカードローンの申し込みをすることができます。スピード融資が自慢でその日の22時までに手続きを終えて審査に通ることができれば、すぐにカードローンが発行され、最寄りのコンビニATMでキャッシングすることができます。
 

中小消費者金融会社と街金

消費者金融会社は、アコムやプロミス、アイフル、レイク、モビットといった大手消費者金融会社ばかりが目立っていますが、全国に2,000社近くある消費者金融会社の内の数社でしかありません。他は中小消費者金融会社と小規模な消費者金融会社である街金で占められているのです。

特に中小消費者金融会社はその業容が多彩で、大手消費者金融会社に匹敵するような業容を誇る中小消費者金融会社から街金に毛が生えたような消費者金融会社までまちまちなのです。

その分個性的な貸金業者も数多くあります。中にはおまとめローンに特化した貸金業者もありますし、店頭申し込みを一切受け付けず、WEBのみでの申し込みしか対応していない貸金業者もあります。

また、多くの中小消費者金融会社は、大手消費者金融会社のカードローンの審査に落ちた人の受け皿的な存在になっているのです。街金は公式サイトを開設していないところが多く、その存在感は全国に向けたものではなく、地域に根ざした貸金業者となっているのです。

ときどき、街金は闇金と間違われるようなことがありますが、闇金は存在自体が非合法ですから、闇金から借り入れをしないように気をつけましょう。
 

他社延滞中のカードローン

他社延滞中のカードローンがあるとしたらどうでしょうか。これは、延滞している事実を遅かれ信用情報機関に記録されることになります。そうなると金融事故情報として情報共有されるので、他の金融機関や貸金業者からも知られてしまいます。

カードローンの場合は、金融事故を起こしてしまうとその時点で使用停止になることが多いです。そうなると、残債があれば、あとはそれをひたすら返済するのみで、キャッシングとしてのローンカードは利用できません。

また、返済としてのローンカードも使えないので、カードローン会社の指定口座に返済していくか、従来通りの引き落としということになります。他社延滞でも返済できればまだいいのですが、ずっと返済せずに返済不能となってしまうと、その時点で債務整理ということになります。

そうなるとますます、他のカードローンは利用できなくなりますし、新規でのカードローンの申し込みも審査で落ちてしまうでしょう。債務整理になると完全にお金の流れがストップしてしますのです。
 

債務整理でもお金を借りることができる？

債務整理に陥った場合はすでに、ブラック状態になっているといっていいでしょう。金融事故情報として信用情報機関に記録されているのです。ですから、お金が必要で融資の申し込みを消費者金融会社のカードローンにしても、即審査NGとなります。

そうなった場合は、独自審査を行っている中小消費者金融会社に融資の申し込みをするといいでしょう。独自審査というのは、信用情報機関を通さずに審査を行うことです。現在の属性のみを重視することで、電話による在籍確認と収入の分かる書類の提出ができれば、審査OKとなるシンプルなものです。

もっとも、独自審査なのかどうかは、問い合せても教えてくれないことが多いので、ネットの口コミサイトなどで、ブラックでも借りることができたという投稿があれば、間違いなく独自審査を行っているところです。もっとも、ブラックでも必ず借りることができるというわけではないので注意しましょう。